
3回目となるガルパン劇場版の視聴は、今日から始まった4DX版を観て来ました。
今回は各校の戦車も含めた復習をたっぷりとした上で観て来ましたが、
もう内容についての感想は2回書いているので、
まぁ今日はそこは置いといて、
「4DX版はどう凄いのか?」について書こうと思います。※ネタバレも含んでいますので
未視聴の方はご注意を。あ、ちなみに私は
最後列の中央という最高の席を確保しました。
どうだ、羨ましいだろう!(はよ語れ
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まず、本編開始前に4DXがどのようなものかというのを簡単に説明する
30秒くらいの実写の映像が流れます。これで開始前に大体把握が出来ます。
上映中に起こる仕掛けとしては、
席が揺れる、傾く、水が出る、霧が吹く、煙が出る、風が出る、等が起こります。
例えば序盤のゴルフ場でマチルダやチャーチルがバンカーから出て来る時、
戦車は↑に傾いてから↓にガクッとなって平行に戻りますが、
席も同じように↑に傾いた後↓に傾いて戻ります。勿論、砲撃一発一発の地面や装甲への着弾でもガンガン揺れますし、
戦車の通常走行中はそれを再現し、ちょっと弱めの揺れがずっと続いたりします。
当然ながら、
激しい走行やカーブなんかではその揺れの激しさも増します。合間の下宿中も、桃ちゃんが荷車で大量のパイプ椅子を
運んでいる場面やボコミュージアム等でも席はしっかりと動きますw
雨の中での砲撃や水辺での戦闘時等は水が出たり霧が吹きますし、
トンネル内だと左右のライトが点灯して暗いのを照らしたり、
黒煙や土煙が舞えば煙が噴き出したりしてきます(前の席だと少し見辛いかも?)
ネタバレになるけどぶっちゃけますと、
特にカールの砲撃については、
4DXの本領が存分に発揮されています。特大の600mmの砲撃と着弾の衝撃の演出は圧巻の一言。
揺れと轟音と煙がミックスされた状態は、体感しないと分からない凄さがありますよ。勿論BT-42の爆走やタンケッテのジェットコースター、広場での決戦等、
数々の名場面においてもその効果はしっかりと機能しています。
要するに、そのシーンごとに映ってる戦車に
自分も今乗っているかのような、
映像との一体感を堪能することが出来ます。それ故に普通の劇場で見るよりも、映画への没入感が非常に高いです。
最後にⅣ号&ティーガーvsセンチュリオンの状況になった時、
過去2回見た時以上に、
今までになく終わって欲しくないという
寂しさが込み上げましたし、
学園艦をそど子と麻子が見つけた瞬間、
感無量な面持ちとなりました。--------------------------------------------
ただでさえ短い言葉じゃとても言い表せない完成度の高い映画に、
更に強力に補正する機能が一緒となったこの4DX版のガルパン劇場版。
凄まじい競争率で各地の映画館の予約はとても厳しいどころか、
向こう1週間全滅している所すらあると聞きますが、
もし端の席であろうと取れるのであれば迷わず確保した方が良い。行かなければ絶対に損をすると言えるでしょう。
・・・ちなみに、帰りは降っていたので雨合羽を着て原付で帰ることになりましたが、
顔に雨がガンガン当たって「あ、豆戦車の機銃が当たるのって多分こんな感じだ!」と、
家に帰るまでが4DXだったことを付け加えておきます。