
本日発売のガンガンjoker6月号より、8月1日から上映が開始される
実写映画の「コープスパーティー」のコミカライズがスタートしました。
久しぶりにガンガンjokerに戻ってきたコープスですが、
篠宮先生が以前連載していたのは携帯版及びPC版の「ブラッドカバー(BC)」が原作。
その途中に出たのがPC版がベースのPSP版「ブラッドカバー リピーティッドフィアー(BR)」。
このPSP版をベースにしたのが実写映画で、今回の連載はそれが原作です。
そのブラッドカバーも初代をベースにリメイクした作品で、そろそろ混乱する人が出てきそう。
端的に言うと「
初代を原作としてリメイクした作品を原作にした映画が原作」です。
そんなわけでBRがベースの映画版を原作としているので、キャラデザも映画に習い、
名札の形状の違いや、直美のみブラッドドライブと同じく冬用のブレザーを着用していたり、
結衣先生や繭の髪型が異なる等の差異が見受けられます。世衣子ロールも「ぽい」だけ。
設定面での違いは、
教室に3-Aという表記があるので、映画版では高3のようです。昔の事件も、被害者が3人から2人になっている等の違いがあるみたい。
・・・あと、哲志と直美の関係が本編よりもかなり仲睦まじい様子。
生徒手帳にツーショット写真挟んであるし、性格そのものにも少し変更がありそうですね。
公式見た所「哲志のことが気になっている」ようですが、付き合っててもおかしくない感じ。
作画の人が名前を聞いたことが無いので少し不安がありましたが、
1話の段階ではデフォルメも含めてしっかりキャラを描き分けられているし、
この調子なら最後まで良い仕事をしてくれそう。頑張って欲しいです。
第1話はほぼ篠宮先生の漫画版と同じで、廃校に行った所で終了。
ただし「
全員が同じ場所に飛ばされた」というゲームとの最大の相違点があります。
ここからどんな風に展開させていくのか、原作プレイ済の人にはかなり気になる引きで
終わっています。映画が始まるまでのあと2回の掲載で、どんな物語が展開されるのか、
来月も注目ですね。
・・・ただ、一つだけ残念な点があります。それは、1ページ目の独白。
これはつまり、
誰かが生き残ることが既に確定してしまったということ。
しかも女子らしい独白と、主演が演じるキャラが誰なのか、原作の詳細等を考えれば、
ほぼ直美が生き残ると分かってしまっていると考えて良いのではないでしょうか。
映画のコミカライズをするなら、こんなネタバレを何ヶ月も先にやるべきではないと思います。
ゲームもアニメも小説も全て、生き残る人間が異なっているんだし、
映画の結末だってまだ分からないんだから、この記述は無い方が良かった。
映画が始まるまでを楽しみに待つ為の漫画で先にネタ晴らししたら興醒めでしょう。